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山のような資料と、研修の毎日。でも家事もこなす。
この頃になってやっと、母ちゃんの体が心配になってきた。
だって明らかにガリガリだし、いつ見てもリビングで勉強してるし、でも寝坊なんかした事ないし。
もしかしたら24時間寝てないのかもしれないと本気で思った。
892 1:04/16 17:10:25.46 Ax0QvrS80
母ちゃんは絶対に弱音を吐かないし、いつだって元気な母ちゃんてイメージしかない。
今でもそうだけど。
だけど一度、母ちゃんが泣いてるのを見たことがある。
夜中に、オヤジの写真見ながらめそめそ泣いてた。
母ちゃんはオヤジが大好きだったからな、離婚してからも、週に一度はオヤジに電話してたし、
飯とか作って届けてたみたいだった。
オヤジは家から数十分のアパートへ引っ越してたんだけど、
実はそのアパートへの引っ越し代も母ちゃんが全部出したらしい。
オヤジは身寄りがいないから、母ちゃんは放っておけなかったんだと思う。
894:04/16 17:11:16.54 0aB9MiwT0
オヤジもっと頑張れよ…
895:04/16 17:12:02.05 u0oBVoviO
オヤジは何をしてるんだ
896 1:04/16 17:13:32.02 Ax0QvrS80
母ちゃんは今でも、世界で一番オヤジが好きだ!という。
借金してたのに、家族を壊したのはオヤジなのに、と言ったら、離婚してたってなんだって、
両親が仲良しなのは子供にとって一番の幸せなんだと母ちゃんは言ってた。
でも893が危ないから今だけ離れて暮らしてるだけで、今でもオヤジは最愛の夫だと言ってた。
母ちゃんは強いなぁと思ったけど、夜中に一人で泣いてる姿を見て、
母ちゃんはそこまで強い人間じゃないんだなと当たり前の事を改めて実感した。
897 1:04/16 17:16:40.51 Ax0QvrS80
だからその日、母ちゃんの弁当を作ってあげた。
母ちゃんは目ん玉飛び出しそうになりながら喜んでくれて、弁当の写真を何枚も撮ってた。
恥ずかしい人だ。
母ちゃんに弁当を持たせると、母ちゃんの腕が木の棒みたいになっててびっくりした。
「ちゃんと寝てる?」
と聞いたら、「寝るよりも出世したい」と言った母ちゃん。
「母ちゃん、ISO取れたら昇進出来るんだ」といって、
疲れよりも先に目の前に見える昇進という光に対する楽しみの方が上だといってた。
900:04/16 17:18:23.55 nyxuxqlTO
母ちゃん…尊敬するわ
901 1:04/16 17:20:07.65 Ax0QvrS80
課長の次は何になるんだろうと思って兄に聞いたら、「部長になるんだろ」と言ってた。
母ちゃんついに部長かよ…と思って、単純に凄いなぁと思ったけど、
それりもあの棒っきれのような腕が気になった。
その日は風が強かったのか強くなかったのかぶっちゃけ覚えてないけど、
でもなんか、
ふと頭に風でびゅーーーーんと母ちゃんが飛ばされちゃうイメージが浮かんで怖くなった。
こりゃやばいなと思って、なるべく母ちゃんはベランダには出しちゃいけないとも思った。
なので、その日の洗濯物を始めて取り込んでみた。
取り込んだついでに畳んでみた。
そんで夕飯を作ったら、あっという間に時間が過ぎていた。
家事は大変だと思った。
905 1:04/16 17:22:43.37 Ax0QvrS80
夕食ついでに母ちゃんにプリンを作ってみた。
太らせようと思った。風で飛ばされないように、もっと太らせたいと思ったから、夕食も揚げ物にした。
帰ってきた母ちゃんに、
「洗濯物取り込んであるし、冷蔵庫にプリン入ってるよ」と言ったら、
子供みたいに万歳して喜んでいた。
その日もめちゃくちゃ褒めてもらった。
というか私、母ちゃんに褒められた記憶しかないな。
911:04/16 17:25:29.45 nyxuxqlTO
>>1が覚醒していくな

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